ひと足はやい卒業式

本日、サン・ワークにとって初めての卒業式を行いました。

今年の卒業生(高校3年生)は5人。まだあと少しサン・ワークをご利用するのですが、早い生徒さんは3月の初旬から新しい進路先の活動が始まるので、ひと足早く本日行いました。

今日は5名の卒業生全員が参加してくれ、「後輩」の生徒さんもたくさん参加しました!


司会は中学3年生の2人が引き受けてくれて、とても堂々とした立派な司会でした。

飾りつけは、本日参加しなかった生徒さんも含めて、先週の土曜日に準備してくれました。

卒業証書授与、法人代表とサン・ワーク管理者の祝辞、記念品贈呈などを行った後、本日参加の後輩たちがそれぞれ祝辞を述べてくれました。

みんな口を揃えて話してくれたことは、「サン・ワークを初めて利用するときに、今回卒業する3年生がみんなやさしく声をかけたりしてくれて安心して通い始めることができた」ということです。その通り、とても面倒見がいい3年生たちでした。

続いて卒業生からもひとことずつお話ししてもらいました。


こちらは逆に、「サン・ワークにみんながいてくれたからとても楽しく過ごすことができた」とみんな話してくれました。


サン・ワークは、「人前で話すことが苦手」「対人関係が苦手」「自分の意見を言うことが苦手」「他人の気持ちを読み取ることができない」などの特性のために利用し始める生徒がほとんどですが、卒業生もそのほかの生徒も、みんなしっかりと自分が思ったことをみんなの前で堂々と話せるようになったところ、そして先輩は後輩を思い、後輩は先輩を思う言葉を表してくれたこと、本当にみんなとても成長したと感じさせていただきました。

後輩たちからの出し物としてマジックを披露し(これがみんな本当に上手でした)、式の最後は「手紙 拝啓十五の君へ」を全員で大合唱しました。


式の後は「懇親会」を行い、中学生の女子を中心に用意してくれた軽食とジュースで乾杯!

みんなで楽しく和気あいあいと談笑しました。

チームワークと雰囲気がとてもいいサン・ワークですが、このいい環境を作り出してくれたのは卒業生の皆さんが真面目に楽しく学び、そしてみんなにやさしく接してくれたことに他なりません。

卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。

あと少しサン・ワークで一緒に過ごすことができますが、皆さんのこれからの生活に少しでも役に立てるよう、精いっぱい取り組みたいと思います。

そして卒業式を準備したり盛り上げてくれたりした「後輩」の皆さんにも感謝します!

サン・ワーク ブログ

群馬県高崎市の就労準備型放課後等デイサービス「サン・ワーク」の活動ブログです。 放課後等デイサービスでは、知的障がい、身体障がい、精神障がい、発達障がいをおもちのお子様への療育支援を行っています。 サン・ワークでは中学生・高校生への就労に向けた活動や支援プログラムを中心としています。

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