SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは、社会における他者との適切なコミュニケーション方法を身につけるための訓練です。
一般的な放課後等デイサービスでは、家庭や学校などといった今現在利用者さんが置かれている環境に合わせて、場面や状況に応じた適切なコミュニケーションの方法について学んでいることが多いと思います。
サン・ワークで行っているSSTでは、前述したような場面に加えて、就労後を想定したシチュエーションを用いたトレーニングも多く行っています。
この日のテーマは「仕事場や実習先で体調が悪くなったことを伝える方法」。
職場の上司など、場合によっては話すときに少し緊張してしまう相手もいます。そんなとき、とっさに自分の状態を適切に伝えようとしても、うまくいかないこともあるかもしれません。
また「体調が悪くなった」ことだけでなく、もうひとつ伝えなければならないのは「このあとどうしたいのか」。
ロールプレイを通して、上司役の人に「早退したいです。」や「少しだけ休憩したいです。」といった、自分の希望を付け加えて話す練習を行いました。
練習を繰り返すことで、いざというときにも自然とできるようになるもの。
将来に備えて、少しずつでも着実に取り組んでいきましょう!
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